先斜め

花見忘れて俯いて

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浅情

登りきるほど

力は出さず

誰かの転びを

陰で待ち

深呼吸

前後左右に

不覚を覚え

静かに足を

踏みなおし

ひびつどの

重ねた疲れを

静かに畳み

紛れた次を

拾い上げ

道満ち未知

果てを覗けば

きりなぞ無くて

僅か足場が

笑いかけ

ならぬもの

思い描いて

導線引いて

それでも逸れる

何某か

空論

ただ算盤の空弾き